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骨学の基礎知識

環椎と軸椎 — 第1・第2頸椎の見分け方

環椎の輪状構造と軸椎の歯突起を比較し、上位頸椎の位置関係を学びます。

第1頸椎は環椎、第2頸椎は軸椎

上位の2つの頸椎は、典型的な椎骨と形が異なります。環椎(C1)は輪状で、一般的な椎体や棘突起を持ちません。軸椎(C2)には上方へ伸びる歯突起があります。

環椎は輪と側塊を探す

環椎の図では、前弓・後弓と左右の側塊を確認しましょう。まず輪の全体を見てから名前を付けると、椎孔だけを見て上下を誤ることを減らせます。

歯突起は軸椎に属する

歯突起は環椎の輪と関係しますが、環椎の一部ではありません。2つの骨を組み合わせた図では所属が分かりにくくなるので、分離した図でも確認してください。

頭部の回旋を学ぶ際には、軸椎の歯突起を目印として環椎との位置関係を追うと理解しやすくなります。

復習ポイント

C1とC2を別々に描き、歯突起を持つ側だけに丸を付けます。次に上下へ重ねて、環椎が上、軸椎が下になることを確認しましょう。

「穴の中に見えるから、その穴のある骨の突起」とは限りません。重なった骨を一度分けて所属を確かめる練習は、他の関節の学習にも使えます。

参考資料

OpenStax『Anatomy and Physiology 2e』7-3-the-vertebral-column