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骨学の基礎知識

中手骨と指骨 — 手指の番号と母指の特徴

中手骨と指骨の数え方、母指に中節骨がないこと、関節名の読み方を整理します。

母指から番号を付ける

手の中手骨は、第1から第5まで母指側から数えます。右手でも左手でも基準は母指です。図の左端から機械的に番号を振る方法では、観察方向が変わると取り違えてしまいます。

母指には中節骨がない

第2〜第5指には基節骨・中節骨・末節骨がありますが、母指には基節骨と末節骨の2つがあります。したがって片手の指骨は計14個です。中手骨5個とは別に数えます。

関節名を骨の並びから読む

中手骨と基節骨の間が中手指節関節(MCP関節)です。第2〜第5指では近位指節間関節(PIP関節)と遠位指節間関節(DIP関節)があり、母指の指節間関節は1つです。

略語だけを並べるより、関節を挟む2つの骨を指しながら読むと位置が明確になります。

復習ポイント

手の輪郭に、母指は2本、ほかの指は3本の短い線を描いて指骨を表してみましょう。そこに中手骨を加え、骨と骨の間へ関節名を書きます。

「指が5本だから指骨も5個」と数えていないかを確認してください。指という単位と、一本ずつの骨という単位を分ける練習になります。

参考資料

OpenStax『Anatomy and Physiology 2e』8-2-bones-of-the-upper-limb