肩甲骨の見分け方 — 肩甲棘・関節窩・下角
肩甲骨の前後・上下・左右を、3つの目印から判断する手順を紹介します。
最初に肩甲棘を探す
肩甲骨を手に取ったつもりで、まず表面に走る大きな隆起、肩甲棘を探しましょう。肩甲棘があるのは後面です。反対の肋骨に向く面には肩甲下窩があります。
最初に左右を当てようとせず、前後を固定するのが見分け方の出発点です。
関節窩で外側を決める
上腕骨頭と関節を作る関節窩は外側にあります。下方へ向く角が下角です。肩甲棘を後ろ、下角を下、関節窩を外へ向けると、左右を考える基準がそろいます。
| 目印 | 確認できる方向 |
|---|---|
| 肩甲棘 | 後面 |
| 関節窩 | 外側 |
| 下角 | 下方 |
肩峰までたどる
肩甲棘を外側へたどると肩峰に続きます。肩峰と烏口突起は別の突起なので、一つの輪郭としてまとめて覚えず、名前を付ける線を分けて描きましょう。
復習ポイント
後面図を見た後に前面図へ切り替え、関節窩がどちらへ向くか確認してください。画面の右側に見えるから右肩甲骨、とは限りません。観察方向と身体の左右を分けて答える練習が役立ちます。