3つの楔状骨 — 内側・中間・外側
遠位列の足根骨の並びと、舟状骨・立方骨との位置関係を整理します。
遠位列は4つの骨
足根骨の遠位列には、内側楔状骨、中間楔状骨、外側楔状骨の3つの楔状骨と、外側の立方骨が並びます。この4つの骨が、遠位で中足骨の根元を横一列に受け止める受け皿になります。
舟状骨が近位に面する
3つの楔状骨の近位に面するのは舟状骨です。距骨、舟状骨、楔状骨という順で足の内側列がつながるため、楔状骨の群をいったんまとめて捉え、その近位に舟状骨、さらに距骨と重ねるのが観察の順序です。
| 骨 | 近位で接する骨 | 遠位で連なる中足骨 |
|---|---|---|
| 内側楔状骨 | 舟状骨 | 第1中足骨 |
| 中間楔状骨 | 舟状骨 | 第2中足骨 |
| 外側楔状骨 | 舟状骨と立方骨 | 第3中足骨 |
| 立方骨 | 踵骨 | 第4・第5中足骨 |
内側・中間・外側の3つだけを区別する
3つの楔状骨は似た形で並ぶため、名前を混同しやすい部位です。この記事では、"内側・中間・外側の位置と数"、"舟状骨が近位に面する"、"遠位で中足骨に連なる"という確実な要素でまとめました。形の大小など細かい特徴は、図を大きく描いて左右の位置から決めるほうが安全です。
立方骨は外側列に置く
立方骨は踵骨の前方に位置し、第4・第5中足骨を受けます。楔状骨3つが第1〜第3中足骨までを受け持ち、立方骨がその外側2本を引き取る、という分担で遠位列を整理しましょう。
復習ポイント
足の背側から見た図を描き、遠位列の4つの骨を内側から順に書き込んでください。それぞれの骨の遠位にどの中足骨が続くか書き添えられれば、楔状骨と立方骨の配置はできています。
参考資料
OpenStax『Anatomy and Physiology 2e』8-4-bones-of-the-lower-limb