全身の骨は206個 — 部位別の数え方チェックシート
左右一対の数え方を含め、全身の骨の数を部位ごとに確認します。
成人の骨は206個が代表値
成体の骨の数は標準的に206個とされます。ただし種子骨(腱の中にできる小さな骨)など個人差のある骨は通常の数え方に含めないため、206はあくまで代表値です。骨の名前を学ぶうえで大事なのは、この数値そのものよりも、部位ごとの定数を基準として持つことです。
| 部位 | 定数 |
|---|---|
| 頭蓋 | 22 |
| 聴小骨 | 6 |
| 舌骨 | 1 |
| 脊柱 | 26 |
| 胸郭 | 25 |
| 上肢(左右) | 64 |
| 下肢・骨盤(左右) | 62 |
| 計 | 206 |
左右一対は「1種類=2個」
混乱しやすいのが対の骨の数え方です。肩甲骨を例にすると、名前としては1つの骨ですが、左右に2個あるため「1種類=2個」と数えます。上肢が64個なのは左右の合計で、片側の骨の数を2倍した値だと整理すると齟齬がなくなります。
頭蓋と脊柱は個数が分かれやすい
頭蓋は単数の骨と対の骨が混ざります。対の例が頭頂骨で、単数の例が前頭骨です。脊柱は頸椎・胸椎・腰椎・仙骨・尾骨の合計として26個と数えます。仙骨・尾骨は癒合した状態で1個と数える点に注意しましょう。
数え方をチェックシートにする
復習するときは、上の表の部位ごとの定数を使って、自分が学習済みの骨名を数え合わせてみましょう。合計が基準からずれたら、数え漏れか、対の骨を1個しか数えていないかのどちらかが多いです。領域ごとに絞って埋めていく学習方法として活用できます。
復習ポイント
頭蓋・胸郭・脊柱・上肢・下肢の5領域で、それぞれの定数を表から隠して答えてみましょう。対の骨を「1種類=2個」と数える癖がつけば、206個の内訳が無理なく頭に入ります。
参考資料
OpenStax『Anatomy and Physiology 2e』7-1-divisions-of-the-skeletal-system