尾骨の構造 — 仙骨尖から続く小さな骨
尾骨角や仙骨尖の位置で、脊柱の末端を見分ける方法を解説します。
仙骨の末端に続く小さな骨
尾骨は下位の椎骨が退化して小さくなった骨で、骨学的には通常3〜5個の骨からなります。仙骨の仙骨尖に連なる位置にあるため、仙骨の下端から下へなぞるように観察すると見落としません。
上端の尾骨角
尾骨の上端、外側へ突き出す小さな角が尾骨角です。仙骨の下端にある仙骨角と対応して位置し、仙骨尖との連結のしかたを示す目印になります。
前面はなめらかな面
前面はなめらかで、筋が付着する面です。反対の後面には、複数の骨が癒合した段差として低い隆起が読み取れます。面をひっくり返して並べると、付着側と背面の違いがはっきりします。
仙骨尖との連続を確かめる
尾骨は上端で仙骨尖に接し、下端に向かって細くなります。「三角形の仙骨の下に、もう一段小さな骨が続く」という全体像を、正面図と側面図の両方で確認しましょう。
復習ポイント
仙骨尖の下に尾骨が続き、その上端の外側に尾骨角が突き出す位置関係を、図を描かずに口頭で説明できるか試してみてください。尾骨角が仙骨角と対応する点まで言えれば、この小さな骨の基本形態は押さえられています。