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骨学の基礎知識

胸骨の構造 — 柄・体・剣状突起と胸骨角

胸骨を上から下へなぞり、数え出しの基準になる胸骨角を学びます。

前正中に立つ胸骨

胸骨は前正中線上に位置し、外側の縁に肋軟骨を受け取る切痕が並びます。上から下へたどるのが基本の読み方です。

区分 目印
頚切痕 上端中央の浅い切り込み
胸骨柄 鎖骨切痕、第1肋軟骨の結合部
胸骨角 第2肋軟骨が着る
胸骨体 第3〜第7肋軟骨の切痕が並ぶ
剣状突起 下端の細い突起

頚切痕から胸骨角へ

上端の中央には浅い切り込みの頚切痕があります。その外側には鎖骨と接する鎖骨切痕が開いており、幅の広い胸骨柄の上端を形作っています。

広い胸骨柄

柄と体の境目にあたる浅い隆起が胸骨角です。ここに第2肋軟骨が着くため、前方から肋骨を数える起点になります。

数える起点・胸骨角

胸骨体と剣状突起

胸骨体は長く平坦な部分で、外側に第3〜第7肋軟骨を受け取る切痕が上下に並びます。下端の剣状突起は下に向かって細くなる突起で、細い部分に直接手探りするより、体の中央から規則正しく下へなぞる方が下端をうまく求められます。

長い胸骨体
下端の剣状突起

復習ポイント

3Dで上から下へ「頚切痕→胸骨柄→胸骨角→胸骨体→剣状突起」の順になぞってみてください。最後に胸骨角に第2肋軟骨が着ることを確認できれば、数え方の起点までセットで覚えられています。

参考資料

OpenStax『Anatomy and Physiology 2e』7-4-the-thoracic-cage