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骨学の基礎知識

大腿骨の膝関節側 — 顆と顆間窩

大腿骨の遠位端の関節面とくぼみから、膝関節の骨の接触を学びます。

遠位端は2つの顆に広がる

大腿骨の下方は幅広くなり、内側顆と外側顆の2つの関節面に分かれます。2つの顆は下の脛骨と関節を作る面です。顆と顆の間には顆間窩と呼ばれるくぼみがあります。

外側の外側顆
内側の内側顆

顆間窩は後方にある

顆間窩は両顆の間であっても、面の位置が前後で違います。前方は膝蓋面という滑らかな面で、骨の前面にあたります。顆間窩が深く印象的に見えるのは後面です。この違いは、大腿骨の前後を見分ける手がかりになります。

後方のくぼみ・顆間窩
部位 意味
内側顆 内側の脛骨に接する関節面
外側顆 外側の脛骨に接する関節面
膝蓋面 前方の滑らかな面。膝蓋骨と向き合う
顆間窩 両顆の間の後方のくぼみ
外側上顆・内側上顆 顆の外側に突出する粗い隆起

上顆は最も外れた突起点

外側上顆と内側上顆は、それぞれの顆の外側に張り出した粗い隆起です。顆は関節面ですが、上顆は関節面ではなく突起です。大腿骨の遠位端で最も横に突き出した位置なので、「上顆は一番外」という位置の基準として覚えると確実です。

内転筋結節は粗線の末端

内側上顆の上方には小さな突起の内転筋結節があり、後面を縦に走る粗線の下端がここに届きます。粗線を下へたどると内転筋結節で終わる、という連続した目印として覚えましょう。

復習ポイント

大腿骨の前面図と後面図を並べ、前後で見え方の違う部位を答えてください。前方は膝蓋面、後方は顆間窩が目立つ、という対応が言えれば、遠位端から前後を決める方法が身についています。

参考資料

OpenStax『Anatomy and Physiology 2e』8-4-bones-of-the-lower-limb