脊柱の弯曲 — 頸・胸・腰・仙の4つの向き
側面から見る弯曲の向きを、4つの区分と対応させます。
側面から見ると弯曲が4つ続く
脊柱を側面から見ると、まっすぐな柱ではなく前後へ緩やかに波打つ弯曲が4つ続いています。正面像では読み取れない情報なので、学習ではまず側面の像を用意します。
前弯と後弯は凸の向きで読む
「前弯」は弯曲の山が前方に向かって凸になる弯曲、「後弯」は山が後方に凸になる弯曲です。名前は凸の向きで決まるので、図に矢印を1本書き添えるだけで判別できます。
| 区分 | 弯曲 | 矢印の向き |
|---|---|---|
| 頸部 | 頸前弯 | 前方へ凸 |
| 胸部 | 胸後弯 | 後方へ凸 |
| 腰部 | 腰前弯 | 前方へ凸 |
| 仙部 | 仙後弯 | 後方へ凸 |
前後が交互に並ぶ
4つの弯曲は、前弯と後弯が交互に並びます。側面像で頸部から仙部へ向かって「前・後・前・後」の順になることを、矢印をなぞりながら確認しましょう。
弯曲を支える椎体
弯曲に沿って上体の重さが椎体や仙骨へ伝わるため、弯曲のある脊柱は直立した姿勢を支えやすくなっています。この分担を担う椎体は、分厚く頑丈な形をしています。
復習ポイント
側面像を白紙に再現し、4つの弯曲に矢印を書いてみてください。表の「前・後・前・後」と一致するか見比べ、反転している箇所があれば該当する区分だけ観察し直しましょう。